コロナ禍でイベントの多くが無観客と化してしまった昨今、今週末に鳥取市布勢総合運動公園で行われる「布勢スプリント 2021」も残念ながら無観客で行われることになりました。とはいえ、コロナ禍で開催自体が中止となった昨年よりは一歩前進というべきでしょう。
大会の様子は6/6 16hから日本海テレビで放映(ライブではない)されるとのこと。またネットでのライブ有料配信もあるそうです。
大会の公式サイトはこちらです。
なお、主な出場選手の一覧は、次の日本陸連のサイトが判りやすい。
「サトウ食品日本グランプリシリーズ 鳥取大会 布勢スプリント2021」
男子100mは日本記録保持者のサニブラウン以外の有力者が一堂に集まるという超豪華版。条件に恵まれれば九秒台、さらに日本記録更新も期待できます。また男子110mハードルでも、現時点での記録ランキングトップスリー(金井、高山、泉谷)がそろって出場予定。布勢での日本記録更新の可能性も十分にあり。
女子100mは昨年秋に日本歴代三位記録を出した大学生の兒玉、2018年のこの大会二位の市川、さらに再起に賭ける現日本記録保持者の福島千里の奮闘にも期待したい。女子100mハードルでは、ママさん選手で日本記録保持者の寺田(昨日、日本記録を再更新、今季二度目)、歴代三位記録の紫村と青木、歴代六位のベテラン木村と、こちらも現在出場可能なトップクラスが全員集合です。
筆者はこの布勢スプリントは2018年、2019年年と続けて競技場で観戦。2018年については当ブログの記事をご覧ください。100mは山県選手が10.12で優勝しました。
2019年は当ブログの記事は書いていませんが、桐生選手が10.05の大会新で優勝。男子110mハードルでは高山選手が当時の日本タイ記録を出しました。この時は会場の駐車場が満車で車の置き場所探しにはずいぶん苦労、帰る時にも会場周辺で大渋滞が発生した記憶があります。
布勢の陸上競技場は国内トップクラスの高速トラックとして定評がある上に、春から秋の日中は晴れればほぼ確実に追い風が吹くという気象条件にも恵まれています。鳥取で新たな日本記録が生まれるか、要注目です。
/P太拝