「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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鳥取市旧本庁舎の跡地活用について

先週の10/12の朝、友人から電話があり、「前市長の竹内功氏が参議院議員に繰り上げ当選の見込みだって!」とのこと。一瞬にして眠気が吹き飛んだ。その日の朝の地元紙にスクープ記事として載っていたそうだ。正式に公表されたのは、衆院選が公示された一昨日の10/19であった。

「自民・高階氏が参院議員失職 竹内氏が繰り上げへ【21衆院選】」

この電話を聞いて我が脳裏に一瞬に浮かんだフレーズが「必ず 最後に 悪は勝つ」であった。なんのことはない、かって流行っていたKANの「愛は勝つ」の歌詞の末尾のもじりである。

「KAN「愛は勝つ」歌詞」

それにしても、特に好きだったという記憶がないこの歌の歌詞を約30年たっても覚えていた我が記憶力もなかなかのものだ。というか、歌の持つ「無意識層へのすり込み能力」の恐ろしさとでもいうのか。

さて、その竹内氏の置き土産のひとつでもあった旧本庁舎跡地の活用の方向性がようやく決まりそうである。当「市民の会」では、この跡地活用の行方にずっと注目していたが、方向性が見えてきた段階となったので改めて会としての見解をまとめた。会の公式サイトのトップ記事として昨日掲載したのでご一読いただきたい。

「開かれた市政をつくる市民の会」

今回この見解をまとめるにあたって、今一度、鳥取市中心市街地の人口推移を詳しく調べてみた。その結果、この中心市街地の北半分では、最近十数年間に人口の急速な減少が発生していることが判明した。鳥取市の中心部に新たに過疎地域が誕生してしまったのである。それとは対照的に、新本庁舎が移転した鳥取駅周辺では人口集中が続いている。これも竹内氏の置き土産のひとつなのだろう。

詳しい内容については上の公式サイトを参照されたい。

竹内氏が繰り上げ当選したとは言え、その任期は来年7月までのわずか9か月弱でしかない。コロナ禍もあり、新たなハコモノを建てるような財源は、国にも地方にもどこにも無いだろうが、同氏がこの短い任期中に再び大活躍されて鳥取市に新たな置き土産をもたらさないように、切に祈りたいものである。

/P太拝