「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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My Favorite songs (2) -山本潤子-

 ここ二週間ほど私的にずっとと忙しく、さらに「市民の会」主催の講演会や鳥取市庁舎問題の新展開もあり、湖山池汽水化事業の調査が進んでいませんでした。

 今回はちょっと息抜きも兼ねて、「My Favorite songs (2) 」と題してお送りします。

 なお、市庁舎問題の新展開については、「開かれた市政をつくる市民の会」のトップページをご確認ください。

さて、先回、「My Favorite songs (1) 」では、いささか無理をして自分より若い歌手ばかりを紹介したので、今回は自分の歳相応の歌手にしたいと思います。山本潤子さんです。

 山本潤子さんは、ごぞんじ、「翼をください」の「赤い鳥」のメインボーカル。
 「赤い鳥」時代には、筆者は背の低いほうの女性歌手(平山泰代さん)が好きで、背の高い新居潤子さん(旧姓)にはあまり関心がありませんでした。しかし、五、六年前にyoutubeを見るようになってからは、「山本潤子さんの歌唱力ってすごい!」と再評価するようになりました。特に彼女が、「赤い鳥」⇒「ハイファイセット」を経て、ソロで活動するようになってからの歌が大好きです。
 残念ながら、山本潤子さんは2014年5月をもって無期限休養に入られたそうです。現在は、コンサートで生の歌声を聴くことははできませんが、以下紹介するyoutubeを通して、その透き通った歌声の魅力をお楽しみください。

(1) 「海を見ていた午後」 (作詞・作曲 荒井由美 1974)
 筆者は、この曲の発表の数年後に山手町でアルバイトをしたことがありますが、「山手のドルフィン」のことは全然知りませんでした。当時の筆者は、目の前の勉学と生活と将来への不安でアタマの中が一杯で、女性と一緒に洒落たレストランへ出かけるようなココロの余裕が全くなかったことを思い出します。

(2) 「フィーリング」(1976)
 近年の映像では、このステージは潤子さんの声の調子が良い方の状態だろうと思います。「今、あなたと私が美しければ、それでいい・・」なんて、選ばれた男女にしか言えないセリフ。

(3) 「土曜の夜は羽田に来るの」(1975 作詞 荒井由美)
 最初に聞いた時には変調的なメロディーが気になったものの、数回聞いているうちに、このメロディーが頭の中に棲みついてしまいました。まだ成田空港の開業前で、羽田だけが東京の国際空港だった時代の唄です。

(4) 「スカイレストラン」(1975 作詞 荒井由美)
 前の二曲と同じステージでの録画がベストでしたが、残念ながら一年ほど前に消去されてしまいました。ただし、ここに紹介する録画もボサノバ調でけっこうイケます。 「なつかしい電話の声に、出がけには髪を洗った。この店でさよならすること、わかっていたのに・・」、というセリフが泣かせます。

(5) 「冷たい雨」(1975 作詞・作曲 荒井由美
 「なんてヒドイ、冷たい男なんだ!」と思ってしまう歌詞の内容。潤子さんのショートカットが可愛いい。

(6) 「中央フリーウェイ」(1976 作詞・作曲 荒井由美)
 この曲を歌っている潤子さんは、明らかに他の曲の時よりも表情が輝いています。よほどこの曲が気に入っているのでしょう。この曲は、最初に荒井由美さん歌唱で大ヒットしました。当時、貧乏学生だった筆者には、マイカーで中央道を彼女とドライブするなんて、完全に無縁の世界でした。

(7) 「緑の季節」(1998 作詞・作曲 伊勢正三
 ロッテのチューインガムのCMソングとか。ショーヤンらしく、癒しの雰囲気がたっぷりの曲。この歌詞の中では、「争いも悲しみも安らぎも、人の心から生まれるもの・・」という部分がとても好きです。
 紹介したこの映像の音源はCDからのようで、映像の動きと音とがずれていますがやむを得ません。ショーヤンの伴奏で潤子さんがこの曲を歌っている貴重なコンサート動画もかってはあったのですが、残念ながら、これもかなり以前に消去されてしまいました。

 山本潤子さんの魅力は、その透き通った声の素晴らしさだけではなく、歌い終わった後の一礼等、ステージ上での彼女の優美かつ気品ある所作によるところも大きいと思います。ぜひ、実際のコンサートに一度は行って拍手を送りたいと思っていたので、昨年に無期限休養を宣言されたのは実に残念。近いうちに、再び歌手活動に復帰されることを、切に願っております。

/以上