「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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私が集めた反戦歌

 鳥取市湖山池の汽水化事業に使われた税金に関する記事を掲載する予定だったのに、約二か月間もホッタラカしにしてました。まことに申し訳ありません。この湖山池汽水化事業関連の費用については、年度を区切った限定版だけでも今後早急に掲載したいと思います。

 さて現在、国会では集団自衛権に関する審議が続いています。安倍総理が本当に(自衛のための?)戦争をしたいのなら、国民に対して憲法そのものの変更を必要とする理由を正面から訴えるべきと思います。筆者は、憲法を変更することについては、時代の変化に応じた必要性があれば、当然変えてしかるべきと以前から思って来ました。しかし現在進行中のような手続きで、このような国の存立にかかわる重要な問題を「時の内閣の判断による」で済ませようとするのは全くおかしい話です。

 また安倍総理は、「この法律が通っても、自衛隊員の危険が増すことは絶対にありません」と国会で発言していたが、常識的に見てこれは完全なウソです。(深澤鳥取市長の保健所の説明と同レベル?
 国の最高責任者が、国民に対して公然とウソをついてはいけません。こんな説明では、この法律の成立の結果として将来失われるであろう貴重な若い命が、死んでも到底浮かばれません。国民に対して正面からその意義を説明するべきです。今国会での安倍総理の説明には、深澤鳥取市長の鳥取市議会における説明と同様に(関係する議案の関係費用は全く違いますが・・・)、「当面の質問を切り抜けゴマカしさえすればそれで十分。あとは好き勝手にできる!」という傲慢さを感じます。

 70年前に終わった第二次世界大戦では、戦争による死者は世界中で数千万人に上るそうです。筆者の父は、幸い戦場にまでは行かずにすみました。そのおかげで、自分もこの世に生まれて、今日まで生きているのでしょう。
 父は戦時中のことについては、ほとんど何も話さなかったが、「海軍に入ってあの年の夏に呉で訓練でボートを漕いでいたら、広島のキノコ雲を見た」とだけは聞いた記憶があります。我々の世代は、「戦争に行って見知らぬ誰かを殺すこともなく、誰かに殺されることもなしに一生を終われそうだ」ということだけでも、父の世代に比べればはるかに幸福な人生であるとは言えるでしょう。
 
 さて、今まで自分がよく聞いてきたなかで、戦争に関係した曲でその中に何かを感じたものをいくつか紹介してみたいと思います。戦争について少しでも考えるきっかけとしていただければ幸いです。

(1) 「もずが枯れ木で」 1935 岡林信康

(2) 「死んだ男の残したものは」 1965 森山良子

(3) 「あの人の手紙」 1972 南こうせつ夏川りみ

(4) 「ウージの唄」 2006 かりゆし58

  この歌は以前にも紹介したことがあります。ウージとは、沖縄の方言でサトウキビのこと。先の戦争で、沖縄は日本国内で唯一住民を巻き込んだ地上戦を経験。住民の4人に1人が戦争の犠牲になったと言われています。その戦禍にあった人々の孫世代にあたる沖縄出身のかりゆし58が「憎むより愛せ・・・」と歌うこの唄には、いろいろな勢力の目先の対立を超越した何ものかを含んでいると感じます。

(5) 「里の秋」 1948 森昌子

 この曲は、ずっと単なる童謡だと思っていました。しかし数年前に三番の歌詞を聞いて、この曲が戦地からの引揚者に関係した曲であったことを初めて知りました。
 それにしても、自分の父親に敬語を使っていた時代と言うのは、今から見ればなんだかウラヤマシイです。


作詞 斎藤信夫  作曲 海沼実


しずかなしずかな 里の秋
おせどに木の実の 落ちる夜は
ああ かあさんと ただ二人
栗の実煮てます いろりばた


あかるいあかるい 星の空
なきなき夜鴨の わたる夜は
ああ とうさんの あの笑顔
栗の実たべては 思い出す


さよならさよなら 椰子の島
お舟にゆられて 帰られる
ああ とうさんよ ご無事でと
今夜もかあさんと 祈ります


(6) 「戦争は知らない」 1966 カルメン・マキ
 

 歌っているのは、「時には母の無い子のように」や「山羊に引かれて」で有名なあのカルメン・マキさん。Youtubeを見るまでは全然知らなかったが、日本のロック界では、ずっと活躍されてきたようです。

 今回この曲を紹介しようと思って調べていたら、あの寺山修二が作詞した曲であることを知りました。ご存知、フォーククルセーダーズの名曲です。
 
寺山修司 作詞  加藤ヒロシ 作曲
 
 
野に咲く花の名前は知らない
 
だけども野に咲く花が好き
 
帽子にいっぱい、つみゆけば
 
なぜか涙が、涙が出るの
 
 
 
戦争の日を何も知らない
 
だけど私に父はいない
 
父を想えば、ああ荒野に
 
赤い夕陽が、夕陽が沈む
 
 
 
いくさで死んだ悲しい父さん
 
私はあなたの娘です
 
二十年後の、この故郷で
 
明日お嫁に、お嫁に行くの
 
 
 
見ていて下さい、はるかな父さん
 
いわし雲とぶ、空の下
 
いくさ知らずに二十才になって
 
嫁いで母に、母になるの

/以上