「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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NHK「クローズアップ現代」廃止の背景が判明

 NHKの長寿番組「クローズアップ現代」の国谷キャスターが更迭されることになったことは、既に聞いておられることでしょう。23年間もこの番組を仕切ってきた人気メインキャスターを首切る理由はいったい何だろうかと不思議に思っていたが、下の記事読んでようやくその背景が理解できました。


 この記事の内容を簡単にまとめると、次のようになります。

・国谷キャスターを降板させたのは、明らかにNHK上層部の意向。

・事の発端は、'14/7月の集団的自衛権の行使容認をテーマにした同番組に出演した菅官房長官に国谷キャスターがしつこく質問したことに対して、菅官房長官が不快感を表明したことにある。

・この事件の直後、籾井NHK会長は「首相官邸からクレームがついたことはない」と否定した。

・国井キャスターの後任の八人の日替わり女子アナの中には、当初案ではベテランの有働アナが含まれていたが、籾井会長は「有働を外せ」と指示した疑いが濃厚。

 '14/7月に発生した怨恨を、一年半も経った今頃になってからNHK人事を介して報復するというのは、「三代目のお坊ッチャマ政権」を陰で支える、裏仕事に習熟した管官房長官らしいやり方である。すぐに仕返しすると、当然のように人目に付くからである。

 どのような話題に対しても、当意即妙に対応できた国井さんにとって代われるような優秀な人物は、そうそう出て来るものではない。それなりの経験が必要である。籾井会長が選んだ女子アナは若手ばかりであり、「お上に楯突くような度胸も実績も無さそう」に見える。籾井が有働さんの採用を回避したのは、「すでに実績のある彼女を自分がコントロールするのは到底無理」と判断したからだろう。

 「ニュースウオッチ9」のメーンキャスターを務めてきて、時おり安倍政権の政策に対して苦言を呈していた大越健介キャスターも、昨年三月末をもって同番組から更迭されてしまった。同氏は現在、見る人の少ないNHK BS番組でブラジル五輪の事前現地レポート担当などという閑職を強いられている。wikipediaでは同氏の異動について、次のように記載している。

「2010年3月29日、『ニュースウオッチ9』のキャスターに就任。ニュース内でまとめとして政治色を絡めつつ自身の意見を表明するというNHKの歴代ニュース番組としては異例のスタイルが度々話題となった。2015年3月27日をもって番組を降板した。」

 大越氏の後任となった「ニュースウォッチ9」の現在のキャスターだが、見栄えだけは良いものの、番組内で何の主張もできない単なる普通の男性アナウンサーでしかない。アホらしいので筆者は最近この番組をほとんど見ていない。当然、このキャスターの名前も知らない。

 こういう毒にも薬にもならないような人間ばかりを画面に送り出してくるNHK、政府の御用機関でしかないNHKには、放送メディアとして存在する意義がない。近い将来、受信料を払う人間がいなくなって、NHKが消えて無くなっても誰も困らないだろう。今の政権は、この先わざわざ法律をでっちあげて、NHK受信料の支払いを国民に強制するつもりなのだろうか?

 そうそう、思い出した。つい先日、アホウな総務相が、「自分が気に入らない放送局の電波は停止するからね」と言い出した。でも、「メディアへの圧力」との批判を受けて、すぐに撤回した。すぐに撤回するような言葉なら、最初から言うな!
 このようなたぐいの人たちが日ごろから称賛するという昔の日本人であれば、いったん自分が言った以上、自己の名誉のため、自分の言葉を撤回することを拒否して切腹していることだろう。

 彼女は、自分が大臣に留まって今後さらに利益を得ることの方が、自分のホンネを話すことよりも大事だから自分の発言を撤回したのだろう。優秀な女性を高い地位に付けることには賛成だが、優秀でもなく傲慢なだけの人物を、女性だからと言ってその能力を超えて厚遇するようなトップには、「人を見る目が無い」と言わざるをえない。
 話を元にもどそう。

 真っ先に降板すべきは、国谷キャスターではなく、籾井NHK会長、あなた自身である。

/以上