本日、鳥取市内で県弁護士会主催の安保法制廃止を求める集会があり、参加してきました。去年の8/2の「安保法制反対県民大集会」の後の展開を踏まえて、明らかに憲法に違反している安保法制の撤回を求めるものです。自分は午前中のシンポジウムには参加せず、午後からの集会とパレードに参加しました。
開催者あいさつに続いて、各団体のリレートークがありました。印象に残ったのは、鳥大学生グループの話。
このグループ代表者の祖父の世代は、約80年前、当時の貧困に耐えかねて、行政当局者に勧められるままに、地域ぐるみで旧満州に集団移住したそうです。彼が近隣の祖父世代から聞いた話によると、移住してみたら当局者の話とは異なって、現地住民の持っていた土地を強制的・暴力的に安価で収奪することとなり、結果的に現地住民の大変な恨みをかってしまったそうです。敗戦時には多くの仲間や子供を失い、大変な苦労をして日本に帰りついたとのこと。
政党のスピーチの中では、民進党の木村和久県議のスピーチが面白かった。「安倍内閣は民意を無視し数を頼んで、憲法に違反することが明らかな安保法制を可決した。民意を無視した首長は、この鳥取市でも同様に存在する。自分が鳥取市議であった当時、前市長が住民投票結果をひっくり返して市庁舎新築移転を強引に推進した。ある市議が、「こんなことでは、子供たちに民主主義がどういうものかを教えられるわけがない」と言ったことを覚えている。」との発言でした。
また、境港市から駆け付けた境港市議の発言も注目に値します。彼は、元々自民党系であり、かつ改憲論者であったのですが、現行憲法とは明らかに矛盾するこの安保法案に関しては、内閣解釈の変更で済ませようとする自民党中央の方針には納得できないので、仲間と共に反対の意志を表明し続けているとのこと。
12年間の千葉県我孫子市市長としての経験を有し、地域の合意形成に苦心してきた福島氏ならではの発言内容であったと思います。以下、要約すると、
「ここに参加した皆さんは、集会の中だけで語り合うのではなく、この集会に参加しなかった人と語り合って欲しい。時間はかかるが、話し合うことで合意が生まれる。」
「語り合う際には、自分が上から目線に立っていては、反発を生むだけであり、いくら話しても合意の形成は不可能。ともに同じ目線で話さなければ、合意は生まれない。」
「安倍内閣は、終始、上から目線。あれでは、国民の合意は得られない。」
リレートークに続いて、参加者一同で、平和を象徴する白いハトをかたどった風船をいっせいに飛ばしました。
「まさこ先生」の詳細については、下記サイトをご覧ください。
当日使用した 「いけん!」の掲示板?(紙製)
青い空に、白いハトが飛んでいく。皆で見惚れました。
福島浩彦さんを先頭にパレードの行進開始
パレードの中からの撮影
「地方創生の即戦力」どころか、この人物が「税金ムダ遣いに関する即戦力」であることは間違いないだろう。
この事務所に出入りする連中のほとんどは、「自助努力を怠り、ただひたすらに、税金を国から引っ張ってきて甘い汁を吸おうとしているだけのヤカラ」なのではないだろうか・・・?
/以上