「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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リオ五輪に思うこと

今日でリオのオリンピックが終わってしまいました。毎日、楽しみにしていたので残念です。今日の午前中に行われた閉会式の映像を見ながら、このブログを書いています。

激しいメダル獲得競争が終わった後の閉会式を見るのも、なかなかいいものですね。大きなお祭りのフィナーレ、各国・各民族が一堂に集まって大騒ぎ、まさに究極の多様性・ダイパーシティの極地を見る思いです。世界中で毎日がこうであれば、民族や国家間の愚劣な憎しみや紛争、テロも無くなるでしょうに・・。各民族間の過去の対立、憎悪、差別を越えて各民族の融合が進み、すでに各民族のルツボ化したといわれているブラジルでならではのオリンピックであったと思います。

現在の五輪が商業化が行き過ぎているという批判は確かにその通りですが、オリンピックの期間中は休戦したという古代ギリシャのオリンピック精神がまだ生きているとも感じました。大会期間中、現地でテロが起きなくて本当に良かったと思います。スポーツをきっかけとして世界のテロや紛争が少しでも減るように、この世界がより安全になることを願いたいものです。

日本チームに関して言えば、長年にわたって陸上競技ファンである筆者にとっては、4×100mリレーでの日本の銀メダルまさに夢のような結果!銅メダルはいけるのではないかと思っていたが、ケンブリッジ選手がジャマイカのボルトに続いてゴールした瞬間、思わず、「銀だ!」と叫んでしまった。短距離のリレーで米国に勝てるとは、今まで夢想だにしませんでした。

個々の選手の力は今一つでも、チームとしての完成度では他には負けないというのは、日本の伝統なのでしょうね。個々の力を伸ばせばさらに上に行けるのではないか、期待大です。
 
四年後には東京でオリンピックがあります。2020年の東京が、各国のメダル獲得競争の場、国威発揚の場となるのではなく、世界の各国・各民族の多様性をあらためて確認し尊重する場となって欲しいと思いました。
 

/以上