「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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加計学園騒動、これも信介じいちゃんのやったことのコピー?

 ここの所たいへん忙しくて、二週間ほど本ブログを更新できなかった。「理想的な自治体首長」の記事については、まだまだ紹介したい事例があるので、今後も何回か書いていく予定である。

 この間、いろいろなニュースが飛び交った。森友学園が下火になったと思ったら、今度は加計学園だ。

 加計学園の現理事長である加計孝太郎は、安倍総理と同じく岸信介の孫だそうだ。ただし、加計孝太郎の父親であり岡山理大等の創設者でもある加計勉の経歴(wikipedia)には、岸の名前は出てこない。不倫の末に生まれた子を、岸が加計家に養子にあずけたのだろうか?

 そもそも、この記事によると加計勉氏は教員生活の後で予備校を立ち上げ、さらに岡山理大を創設したとあるが、岡山市内にある岡山理大のキャンパスは極めて広大である。一介の教員上がりが、大学開学のための巨額の資金をどうやって準備できたのだろうか?

 安倍晋三のやることは、母方の祖父である岸信介のやったこと、やりたかったことを忠実にコピーしているにすぎないように見える。祖父の歩いた道から外れて意味のあることをやるのは安倍晋三の能力では不可能だろうし、本人もそれを自覚しているようだ。今回の加計学園への特別な厚遇も、祖父が加計勉へ与えた厚遇をそのまま丸ごとコピーしただけなのではなかろうか?見ようによっては、これほど判りやすい政治家もいないだろう。過去の岸信介の主張と行動を調べれば、これから安倍晋三がどう行動するのか、何を政治目的とするのかが完全に予測できるのだから。

 加計学園に関連しては、前川前文科省次官の衝撃発言も飛び出した。省益と自己保身に徹するのが典型的な日本の高級官僚だろうと思っていたので、前川氏のような人は実に貴重だ。ただし、国会の爆弾男として知られた国会議員(石井紘基)が、何者かに指示を受けたヤクザに刺殺された例もある。犯人の刑は既に確定しているものの、未だにこの事件の真の動機は不明なままだ。どこかの党が率先して前川氏の保護に努めるべきではないだろうか。ちなみに、前川氏こそがまっとうなエリートであり例外的な存在なのだろうが、現代日本のいわゆるエリート層が抱える病根については、次回の記事で改めて論じてみたい。

 ついでにもう一件。今日の夕方、ネットニュースを見ていたら、「私は山口敬之にレイプされた」という女性の実名と写真付き記事が現れた。山口敬之が起こしたレイプ事件については以前からウワサはあったが、被害者本人が名前と顔まで公開して告発するとはよほどのことである。

 山口敬之とは、安倍晋三をヨイショする記事ばかり書いている、安倍専属の提灯記事専門のライターだ。森友学園の前理事と同様、わが国のトップに居座るウソツキ総理とその世間知らずのお嬢様出の夫人の周辺には、ウソツキ幹事長も含めて権力をひたすら私物化し続けるためにウソが常習化した、常軌を逸した人間ばかりが集まっているように見える。

/以上