「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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My favorite songs(9)

私の大好きなハンバートハンバートが、来月に新アルバムをリリースすることになりました。その中のお気に入りの一曲を紹介したい。


歌詞も紹介しておきますね。

「走るの遅い 食べるの遅い
力も弱い お兄ちゃん
ちょっとぶつけては すごく痛がる
俺の お兄ちゃん

あー兄ちゃん でもかっこいいかっこいいな 
あーそんな風になりたいな

喧嘩をすれば 俺のが強い
今日も泣いてた お兄ちゃん
虫のことだけ やけに詳しい
俺の お兄ちゃん

あー兄ちゃん でもかっこいいかっこいいな 
あーそんな風になりたいな

大きくなっても 仲よくしよう
俺の知らない言葉 教えて

あー兄ちゃん やっぱかっこいいかっこいいな 
あーそんな風になりたいな

あー兄ちゃん ほらなかないで男だろ 
あー俺が 守ってあげる」

ハンバートハンバートの曲を聞いていると、悲しい曲でもないのに、なぜか眼がウルウルして来ることがよくあります。この曲もそんな曲のうちの一つ。筆者はこの曲を聞くたびにウルウルです。

もう一つ注目されるのは、この曲のYoutubeへの投稿は6/20でしたが、次の日には早くも三万以上のビュー、三日後の今日は、すでに六万回も訪問。みんな、彼らの新しい曲が出るのをずっと待っていたみたい。筆者も二日に一回は彼らの歌を聞いていたので、この曲の投稿の直後に遭遇しました。

あと、どうでもいい話だが、このPVの佐藤良成さんの髪型は、1930年代の上海市民(上海マフィア?)のそれみたい

Youtubeのコメントを見ると、このPVの撮影場所は東京北区の十条らしい。筆者が関東に住んでいた二十代の頃、大学の先輩が十条の隣の東十条に住んでいて、週末にはよく遊びに行っていました。街は路地だらけでゴチャゴチャしているけど、安くて居心地のいい飲み屋が多くて、なんだかホッとする場所だったことを思い出しました。今でも、あの雰囲気はそんなには変わってはいないのでしょう。

この冒頭に、「2020年までに消える東京があります」とのメッセージが出てきます。オリンピックを口実に、あの居心地のいい街が高層ビルだらけの殺風景な景観に変わってしまうのだとしたら、残念至極というほかはない。

公衆の面前で平然とウソをつけるこの国のトップ政治家にしがみついている大手企業の、金儲けのネタに利用されるだけのオリンピックなら、オリンピックなんかさっさと返上すればよい!オリンピックを開催するのに、わざわざ競技場や道路を新設する必要なんかサラサラない。

肝心なのは、世界各国が、例え戦争をしている国同士であってもこの期間だけは休戦し、ともに個人の名誉だけのために競技に専念し競い合うという古代ギリシャのオリンピックの理念の復活でしょう。競技場なんぞは、予算が無いないのなら、今ある施設をそのまま使えば、それでよい。オリンピックが大手ゼネコンのための金儲け用のイベントに堕してしまっているのが、今の日本の実態でしょう。

さて、話をハンバートハンバートに戻します。

次の曲は、吃音者について表現していると言う点で、上の曲に似通っている点があるように思います。もっとも、この夫婦の仲の良さを感じてしまうのが先に立ってしまい、歌詞の内容自体はあまり頭に入ってこないのが、ちょっと難点かも・・。


ハンバートハンバートは深刻な歌だけではなくて、結構、「みんなの歌」的な軽く面白い歌も出しています。この幅の広さも彼らの魅力だと思います。



次のサイトは、歌ではありませんが、ライブの歌の間のつなぎとしての夫婦間の雑談です。関東人による関西のお好み焼き談義が何だか可愛い。大人は重さを計って料理を作るものなのですね。結構、遊穂さんも「天然」だと理解できました。


/以上