「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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10/12(土)に「人口減少に負けない地域づくり」をとりぎん文化会館で開催します。

 昨年秋に「とっとり地域自治研究所」が発足、筆者は個人の立場で既に会員になっています。

 昨年五月、まだ準備段階にあったこの研究所がフォーラムを開催、その内容は昨年5/15の当ブログの記事で既に紹介していますが、特に日南町と鳥取市鹿野町による町おこしの具体的な内容は非常に印象に残るものでした。(当時、エネルギッシュに街づくりについて報告されていた日南町の増原前町長が今年の春に急逝されたことは、まことに残念でした。)

 さて、とっとり地域自治研究所では、来月の10/12(土) 13:30~16:30 於 とりぎん文化会館第二会議室で第二回目のフォーラムを開催します。

 

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 フォーラム前半の基調講演「鳥取県での「平成の大合併」後の現状」は鳥取大学名誉教授の藤田先生が担当されます。京大で経済学博士号を取得、長年にわたり鳥大教授を務められた藤田先生の専門は自治体の財政と政策論。今回は、2004年頃に県内で相次いで実施された大合併のその後の現状と問題点についてわかりやすく解説していただきます。

 フォーラムの後半では街おこしの具体的な取り組みについて、各自治体・団体の代表者の皆様から紹介していただきます。

・智頭町(公式サイト

 「森のようちえん」や、直接住民と対話して政策を決めていく「百人委員会」等々、最近話題になることの多い県東部山間部の智頭町。今年七月には日南町とともに内閣府より「持続可能なまちづくりを実践する自治体」への指定を受けています。

・「琴浦まちづくりネットワーク」(公式サイト

 多種多様な団体が集まって町の活性化をリードしていくというユニークな取り組みが県中部の琴浦町で始まっています。

・「シーセブンハヤブサ」(公式サイト

 県東部の八頭町で廃校となった小学校をリフォームして、ソフトウェア開発、人材育成等、様々な事業の拠点として活用。地元の鳥取銀行を始めする数社が資本参加しています。

 急速な人口減少に負けずに地元の活性化を進めていくにはどうするかについて、日頃関心をお持ちの方には大変に参考になるフォーラムであると思います。

 

 どなたでも参加できますが、自治研会員以外の皆様には資料代として会場にて500円をいただきたく御了承ください。また、会場の席数の関係もありますので、参加希望の方は事前に事務局にご連絡いただいたほうが良いでしょう。事務局の連絡先は上のチラシにも載っていますが、念のためにメールアドレスを示しておきます。

f-ikenari@mcoop-tottori.jp(池成さん)

 

/P太拝