#国政・国政選挙
このシリーズ記事は、元々は昭和戦後~現代と明治~昭和戦前の各分野における共通点を探ろうという視点で始めたものです。 しかし、犯罪について時代を越えた共通点を探ろうとしたところ、戦前の犯罪記録はわずかしか残ってないことが判りました。明治時代に…
先回は戦後日本の政治の劣化について見てきました。では、戦後の日本の社会面はどうなのでしょうか。社会が安定に向かっているかどうかは、その国の犯罪件数の増減で判断することができるでしょう。今回は主に戦後の日本の犯罪件数の推移について調べてみる…
最近は、自分の子供を公務員の要職に手前勝手に任命する政治家がやたらと増えていて、「これでも国のリーダーか、よくも恥ずかしくないものだ」と腹立たしく感じることが増えました。今の日本は建前としては民主主義国家のはずなのだが、いつのまにか「総理…
近頃、よく聞くのが「今の時代は戦前によく似ている」という話。そこで最近の出来事と戦前のそれとを比較してみようと思い立ちました。この二か月ほどの間、暇な時に少しずつ調べて表を作成。下に示すのがその比較年表です。 表-1 江戸時代末期、明治~昭…
先回からの続きです。 (4)温暖化の風力への影響 英国やデンマークなどの北海周辺諸国が風力発電に熱心に取り組んでいる背景には、この地域が人口稠密で電力需要が大きいこと、さらに一年を通じて偏西風が吹き冬季には特に強くなるために風力発電に有利で…
先回の記事を書いた時に最近の円安について取り上げましたが、その原因についてもう少し深く掘り下げたいと思い、引き続き調べていました。その結果がある程度見えてきたので、予定を変更して再び円安について取り上げてみたいと思います。 (3)最近の円安…
先週初めからこの十日ほどの間に筆者が一番注目したのは、何と言っても中国共産党大会における習近平の独裁体制の確立であった。 周りをイエスマンだらけで固めてしまった彼を停めるものはもはや誰もいない。習が念願とする台湾侵攻も、従来の2027年頃との米…
(1)「台湾有事」の際に日本が攻撃される可能性 前回で述べたように、米国内の世論を考慮すれば、中国が台湾に武力侵攻する際に、侵攻する中国軍を米軍が直接攻撃する可能性は低いように思う。ただし、武力侵攻時に当然予想される中国海軍と空軍による台湾…
先回からの続きです。 (3)ワクチン接種してから何か月に再び感染が始まるのか? 先回は各国の感染状況を見たが、今度はワクチン接種の状況と感染増減との関係を調べてみたい。下に日本、米国、イスラエルの日々のワクチン接種回数の推移を示す。 図-8 …
新型コロナの第五波は急速に収束、現在の新規発生患者数はピーク時からは驚くほど減少しましたが、この状態はいつまで続くのでしょうか。この先に第六波が来るとすれば何時頃になるのでしょうか。 これが今の日本国内での最大の関心事と言っていいのかもしれ…
日本国内の新型コロナのいわゆる第五波は一応収束しましたが、専門家の間ではこれから冬にかけて次の第六波への備えが必要との意見が多いようです。一方、ワクチン接種が日本以上進んでいるシンガポールやイスラエルでは、最近、感染者の急増が報じられるよ…
8/15(日)にかけての大雨、一応は降りやんだものの、明日はまた雨になりそうです。気象通報には十分に注意しましょう。 さて、既に二か月近くにわたって増加し続ける新型コロナ感染者数、いったいこの感染のピークはいつごろになるのでしょうか。今回は、目下…
一昨日で東京2020終了。カネまみれの五輪という印象が強かったので、開会式も閉会式も見ませんでした。以下、この二週間ほどのうちに感じたことを書きとめておきたいと思います。 (1)開催時期だけを見ても、IOCとJOCの選手へのリスペクトはゼロ 我々日本…
最近はできるだけ毎日、大谷選手の試合を見るようにしています。朝、その日の放映時間を見てから仕事の時間をずらすこともたびたびあります。先日のヤンキース戦の登板では、一回も持たずに七失点と残念な結果に終わりました。しかし、失敗を後に引きずらな…
久しぶりにコロナ禍の問題を取りあげてみたいと思います。 (1)東京五輪との関係 先回の記事でも触れたように、筆者はこの世界的なパンデミックの渦中での東京五輪開催には反対だが、今の流れでは感染がよほどの事態とならない限り、このままズルズルと開…
先月の話になりますが、12/22付の日経新聞に下の記事が載っていました。(注:以下の全ての図と表は、それをクリックすると拡大します。) 日本の今年度補正予算と来年度(2021年度)のコロナ対策費の合計(財政支出+金融支援)は昨年の9/11の時点で182兆円…
菅総理については、コロナ関連ではもう書かないつもりでしたが、スカ内閣のコロナ対策の迷走の根本原因はやはり彼個人の特性に帰すべき点が極めて多いと思うので、今回あらためて取り上げておきましょう。 (5)菅義偉という政治家の特徴 昨日の18h過ぎにこ…
前回の末尾に、「次は菅氏が総理の座に登りつめるまでを書きたい」と書きましたが、今回はやめにしました。既に多くの人が彼の無能力ぶりの深刻さに気づいてしまったので、今さらあえて菅氏について書くまでもないからです。 ご本人は、何とか来年秋の衆院選…
(1)コロナにかかっても死なないためのビタミン 一週間ほど前、非常に注目すべき記事を読みました。「新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体」 そのビタミンの正体とは「ビタミンD」。この記事によると、今回の新型コロナウィルス…
(前回からの続き) 一昨日、GoTo政策に関する野口 悠紀雄氏(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授)の記事を読んだので紹介しておこう。野口先生の記事には、常に数字によるデータが明示されているので非常に説得力がある。…
既にコロナ感染の第三波に突入してしまったこともあり、久しぶりにコロナに関する話題を取り上げてみたい。 (1)コロナ感染状況 -近隣各国との比較- 世界の感染者数は6600万人を既に超え、死者も150万人を超えた。2020年現在の世界人口は推定78億人との…
先週読んだ中で一番笑えたのは次の記事だ。笑った後で、スカ内閣のメディア界への統制の強引さに、そら恐ろしくなってしまうのでもあるが・・。 「総理、怒っていますよ…官邸からNHKへの「クレーム電話」その驚きの中身」 「説明できることと、できないこと…
朝崎郁恵 さんは、現在、御年84才。奄美島唄の第一人者とのこと。知ったのは半月ほど前。以来、彼女の唄が頭の片隅に住み着いて離れない。ある唄が好きになった時の筆者のいつものパターンなのだが、昼間、何か別のことをしていても、その唄の歌詞が脳裏にポ…
河井克行元法相は自身の裁判で弁護団を一括解任、その後に同じ弁護士を再び採用するなど、明らかな裁判遅延行為を繰り返している。これは、なるべく裁判を長引かせて議員歳費をできるだけ多く手に入れようとするためという見方が一般的である。 「「なんで検…
日本学術会議が推薦した六名に対するの任命拒否の件については、いまだに菅内閣からのまともな説明はない。法律的・論理的に既に破綻していて今さら説明のしようがないことは確かなのだが、あえて選定基準を示さないことで学界への圧力を今後も加え続けよう…
10/3に紹介した日本学術会議が推薦した六名に対する菅内閣の任命拒否の撤回を求めるネット上の署名ですが、明日の昼12時でキャンペーンを終了するそうです。まだ署名していない方に対する紹介をよろしくお願いいたします。 「菅首相に日本学術会議会員任命拒…
「日本学術会議」が推薦した新会員候補105名人のうち、6名が任命されなかったことが昨日明らかになりました。法学者や歴史学者が大半であり、特定秘密保護法や安全保障関連法制定、共謀罪の新設に反対した人が含まれているらしいとのこと。この菅内閣の今回…
菅新政権が発足したとたんに、内閣支持率が6~7割へと急上昇した。新首相自ら「前内閣を継承する」と公言しているのに、何で前内閣の末期の支持率が一気に二倍にまで上がるのか?実に不思議だ。日本人に特有の「新しいモノ好き」現象の一種かもしれない。 そ…
過去数年間、鳥取市政を観察していて判ったことがある。与党議員は、与党に属していること自体に大きな意義と利益とを見出しているということだ。与党である限りは行政側の情報を野党よりもいち早く入手できる。同じ与党である首長を介して市職員に個別に圧…
本日未明のニュースによると鳥取県内で21人目の感染者が米子市内で確認されたとのこと。 「米子市で新たに1人感染 30代女性会社員 鳥取県21人目」 この感染例では、発症してから六日後にようやくPCR検査を受けて感染が確認されている。この間に他の人に…