「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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2022-01-01から1年間の記事一覧

ゼロコロナ政策を撤廃した中国の行方は?

一昨日夜のWカップの決勝戦、アルゼンチン対フランスの試合は本当にすごかったですね!特にサッカーファンというわけではないが、日本代表の試合は時々見てはいるものの、あんなに一瞬たりとも眼が話せない試合というのは、今までに一度も見たことが無かっ…

今回の鳥取市市議選の結果について

11/20(日)に鳥取市の市会議員選挙が行なわれました。この機会に、久しぶりに鳥取市政について取り上げてみたいと思います。「日本の風力発電の未来」シリーズ記事については、あと一回、「風力に替わる再生可能エネルギーは?」の内容で書く予定です…

日本の風力発電の未来(3)-温暖化の風力への影響、日本の洋上・陸上風力の現状-

先回からの続きです。 (4)温暖化の風力への影響 英国やデンマークなどの北海周辺諸国が風力発電に熱心に取り組んでいる背景には、この地域が人口稠密で電力需要が大きいこと、さらに一年を通じて偏西風が吹き冬季には特に強くなるために風力発電に有利で…

日本の風力発電の未来(2)-最近の円安(続き)-

先回の記事を書いた時に最近の円安について取り上げましたが、その原因についてもう少し深く掘り下げたいと思い、引き続き調べていました。その結果がある程度見えてきたので、予定を変更して再び円安について取り上げてみたいと思います。 (3)最近の円安…

日本の風力発電の未来(1)-鳥取市内の風力発電計画、風力発電のコスト、最近の円安-

先週初めからこの十日ほどの間に筆者が一番注目したのは、何と言っても中国共産党大会における習近平の独裁体制の確立であった。 周りをイエスマンだらけで固めてしまった彼を停めるものはもはや誰もいない。習が念願とする台湾侵攻も、従来の2027年頃との米…

ベトナムを訪問しての感想

(1)ベトナム社会における女性の地位 ベトナムのハノイに三日間いて感じたのは、「この社会には、暗黙の了解のようなものが確かにある」ということだった。そう感じたのは、今回の連載シリーズの第一回目で既に述べたように、歩行者が車やバイクが切れ目な…

2019年のベトナム(4)

ハノイ滞在も三日目、今日が最終日。 同行の友人はアメリカの何十回もの北爆に耐えて残ったロンビエン橋(ハノイ駅からHanoi railway street を経ての鉄道も通っている)を見にいくとのこと。自分はやはり金正恩を見てみたかったので、今日も別行動をとるこ…

2019年のベトナム(3)

先回からの続き。ハノイでの二日目の午後の話です。 朝からずっと歩いていてかなり疲れた。どこかに入って昼メシを食べようということになり、例によってガイドブックを参照。ハノイ駅のすぐそばにある観光客向けの「クアン・アン・ゴン」という店は各種の春…

2019年のベトナム(2)

先回に続き、三年半前のベトナムの首都ハノイの旅行記です。 ハノイに到着して二日目、月曜日の朝、バイクの爆音で眼が覚めた。窓の外を見るとホテルの前の道路を車とバイクとがゴッチャになって巨大な流れを作っている。昨日の日曜日とは一変、平日の出勤風…

2019年のベトナム(1)

最初にちょっとだけコロナ第七波の話題・ 2022/8/25現在 https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ より 全国 鳥取県コロナ陽性者数 累計17,153,435 44,193 死亡者数 累計 37,586 44人口(千人) 126,140 (2021) 544(2022/7)全人口比陽性者比率 13.6% 8.…

我が間接的戦争体験

毎年八月になると戦争体験に関する記事が目につくようになる。筆者は昭和20年代末の生まれなので直接の戦争体験がある訳ではないが、子供の頃には、身の回りには戦争の痕跡のようなものが濃厚に残っていたと記憶している。以下、「我が間接的戦争体験」とで…

My favorite songs(17) 別れの歌

先日にはペロシ下院議長が訪台、その直後から中国軍の台湾を取り囲んでのこれ見よがしの軍事演習が始まりました。台湾有事の予行演習というところでしょうか。 最近は習近平の三期目を確実視する記事が増えてきたものの、今の中国が感染力がさらに強まったコ…

中国の台湾侵攻の可能性について(4) -日本の安全保障体制-

(1)「台湾有事」の際に日本が攻撃される可能性 前回で述べたように、米国内の世論を考慮すれば、中国が台湾に武力侵攻する際に、侵攻する中国軍を米軍が直接攻撃する可能性は低いように思う。ただし、武力侵攻時に当然予想される中国海軍と空軍による台湾…

中国の台湾侵攻の可能性について(3) -中国の政局、侵攻時の予想シナリオ-

経済面についての前置きが長くなったが、ここでやっと今回の本題に入ることにしよう。 中国の台湾侵攻の現実可能性が高まって来たとされる大きな根拠のひとつが、2013年に発足した習近平政権の強硬な姿勢である。習近平が現在掲げている国政運営の大方針が「…

中国の台湾侵攻の可能性について(2) -各国の自給率と貿易-

先回からの続きです。 (3)各国の自給力 20世紀以降、国家間の大規模な戦争はいわゆる「総力戦」へと移行した。現代の戦争とは、自国の経済体制を極力維持しながら敵国のそれを破壊することで、結果的に軍事的優位を獲得しようとする競争であると言い換え…

中国の台湾侵攻の可能性について(1) -各国の労働人口と経済成長率の比較-

例年、今の時期は個人的に何かと忙しいことが多く、原稿を途中まで書きかけたままで一度も投稿しないうちに五月が過ぎてしまいました。 ウクライナ情勢は膠着の度合いを強めているものの、当初心配された「プーチンによる戦術核の使用」については、下の5/20…

ロシアによる核攻撃の可能性

ウクライナ各地ではロシア軍による戦争犯罪が次々に明らかになっている。先回の記事で予想したように、彼らの残虐行為(虐殺、誘拐、強姦、物品略奪)はかっての遊牧民による他民族への襲撃跡に残された惨状と同一、まさに瓜ふたつである。彼らにとってみれ…

ロシア軍の残虐性の起源

当初の予想に反してウクライナの頑強な抵抗が続き、ロシア軍がキーフ周辺から撤退を始めたことは実に朗報です。しかし、この数日の報道に見るようにロシア軍の撤退の後に市民の虐殺死体が次々と発見されており、そのニュースを聞くたびに暗たんたる気持ちに…

ウクライナの強さの理由とは

先々回の記事で弥生人についての記事を書き、次には縄文人のことを取り上げようかと思っていましたが、ロシアのウクライナ侵略が始まってからは、気楽なテーマを取り上げる気分にはなれなくなってしまいました。大勢の市民が殺されて行くニュースを毎日見て…

究極の悪とは

一昨日の朝、ウクライナ南部の原発がロシア軍の攻撃で火災発生とのニュースが飛び込んで来て驚愕した。昼過ぎには原子炉には異常がないとのニュースが流れて、一応ホッとはしたが。 地図を見ると、この原発の緯度は北緯45度くらいで日本でいえば北海道の北部…

「続・倭人の真実」の報告

三日前の2/24以来、あまりニュースを見ていない。ロシアのウクライナへの侵略関連の記事を読むとハラが立って仕方がないからだ。それでも、昨日の渋谷ハチ公前に二千人が集まってロシアに抗議の声を挙げたという記事は嬉しかった。参加できる機会があれば参…

ロシアのウクライナ侵略

昨日、ついにロシアのウクライナへの侵略が始まってしまった。 このロシアによるウクライナ侵略。何やら、今回の新型コロナウィルスによる死亡の主要原因とされている、サイトカインストーム(自己免疫の暴走)に共通するものがあると感じる。 感染症が体内…

漫画「夜回り猫」の紹介

一昨日から北京五輪女子フィギュアのドーピング問題でネット上は大荒れ状態。国がナショナリズムをあおればあおるだけ、そのぶん不幸な国民が増えるという実例でしょう。 五輪が終わったらロシア軍のウクライナへの侵攻が始まるという観測もあるが、絶対にそ…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(9)  -日本での今後の風力発電の可能性-

子供の頃、母が定期購読していた雑誌「暮らしの手帖」を毎号熱心に読んでいた。特に料理や住宅のレイアウトの記事が好きだった。そのせいか今でも料理には何かと興味があって、面白そうなレシピを見つけると真似して作ってみたりしている。他の兄弟二人はこ…

大山と氷ノ山での冬山遭難について思うこと

今朝の鳥取市内の積雪は既に20cm越え、外は時々吹雪いたり止んだりしている。夕方までには久しぶりに30cmを超えるのかもしれない。こういう日は家にこもっているしかないのだが、そのオコモリ状態の中で今朝聞いたニュースについて。 昨日、大山に登った二人…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(8)   -青谷町風力発電事業の現地を確認 気高・鹿野町編-

先回は「青谷町風力発電事業」計画の青谷町側から見た影響について取り上げました。今回は気高町、鹿野町側への影響について見ていきます。 現地には昨年12月上旬と今年一月上旬の二回訪れました。以下に示す景観予想図で使用した写真は今年の一月に撮影した…