「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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#鳥取県・鳥取県政

「見えた 何が 永遠が -立花隆 最後の旅 完全版-」を見た

明けましておめでとうございます。 新年なので、おめでたい話題を書きたいところですが、どう考えても、このままでは日本という国の衰退は止まりそうにない。箱根駅伝じゃないが、我が鳥取市なんぞは、その衰退レースの先頭グループを走っていると言ってよか…

今回の鳥取市市議選の結果について

11/20(日)に鳥取市の市会議員選挙が行なわれました。この機会に、久しぶりに鳥取市政について取り上げてみたいと思います。「日本の風力発電の未来」シリーズ記事については、あと一回、「風力に替わる再生可能エネルギーは?」の内容で書く予定です…

日本の風力発電の未来(1)-鳥取市内の風力発電計画、風力発電のコスト、最近の円安-

先週初めからこの十日ほどの間に筆者が一番注目したのは、何と言っても中国共産党大会における習近平の独裁体制の確立であった。 周りをイエスマンだらけで固めてしまった彼を停めるものはもはや誰もいない。習が念願とする台湾侵攻も、従来の2027年頃との米…

我が間接的戦争体験

毎年八月になると戦争体験に関する記事が目につくようになる。筆者は昭和20年代末の生まれなので直接の戦争体験がある訳ではないが、子供の頃には、身の回りには戦争の痕跡のようなものが濃厚に残っていたと記憶している。以下、「我が間接的戦争体験」とで…

「続・倭人の真実」の報告

三日前の2/24以来、あまりニュースを見ていない。ロシアのウクライナへの侵略関連の記事を読むとハラが立って仕方がないからだ。それでも、昨日の渋谷ハチ公前に二千人が集まってロシアに抗議の声を挙げたという記事は嬉しかった。参加できる機会があれば参…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(9)  -日本での今後の風力発電の可能性-

子供の頃、母が定期購読していた雑誌「暮らしの手帖」を毎号熱心に読んでいた。特に料理や住宅のレイアウトの記事が好きだった。そのせいか今でも料理には何かと興味があって、面白そうなレシピを見つけると真似して作ってみたりしている。他の兄弟二人はこ…

大山と氷ノ山での冬山遭難について思うこと

今朝の鳥取市内の積雪は既に20cm越え、外は時々吹雪いたり止んだりしている。夕方までには久しぶりに30cmを超えるのかもしれない。こういう日は家にこもっているしかないのだが、そのオコモリ状態の中で今朝聞いたニュースについて。 昨日、大山に登った二人…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(8)   -青谷町風力発電事業の現地を確認 気高・鹿野町編-

先回は「青谷町風力発電事業」計画の青谷町側から見た影響について取り上げました。今回は気高町、鹿野町側への影響について見ていきます。 現地には昨年12月上旬と今年一月上旬の二回訪れました。以下に示す景観予想図で使用した写真は今年の一月に撮影した…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(7)   -青谷町風力発電事業の現地を確認、青谷町編-

鳥取市内の二つの地域で現在計画中の大規模風力発電事業については、今年の春に六回のシリーズ記事でその問題点を指摘しました。二つの計画の中で、特に約5kmの範囲に12基もの風車を密集して設置することを計画している青谷町での計画については、周辺住民に…

コロナ敗戦の原因(6)-現在の各国の感染状況の比較-(続き)

先回からの続きです。 (3)ワクチン接種してから何か月に再び感染が始まるのか? 先回は各国の感染状況を見たが、今度はワクチン接種の状況と感染増減との関係を調べてみたい。下に日本、米国、イスラエルの日々のワクチン接種回数の推移を示す。 図-8 …

コロナ敗戦の原因(6)-現在の各国の感染状況の比較-

新型コロナの第五波は急速に収束、現在の新規発生患者数はピーク時からは驚くほど減少しましたが、この状態はいつまで続くのでしょうか。この先に第六波が来るとすれば何時頃になるのでしょうか。 これが今の日本国内での最大の関心事と言っていいのかもしれ…

コロナ敗戦の原因(5)-第六波はいつ来る?-

日本国内の新型コロナのいわゆる第五波は一応収束しましたが、専門家の間ではこれから冬にかけて次の第六波への備えが必要との意見が多いようです。一方、ワクチン接種が日本以上進んでいるシンガポールやイスラエルでは、最近、感染者の急増が報じられるよ…

ベトナム独立を支援した鳥取県人

毎年八月になると、先の戦争に関するテレビ報道や記事を多く見かけます。昨年の8/15に公開された下記のネット記事の存在を、昨年秋になってから知りました。今年の敗戦記念日(「終戦記念日」という表現は真実を隠蔽している)は既に過ぎましたが、地元関連…

コロナ敗戦の原因(4)

8/15(日)にかけての大雨、一応は降りやんだものの、明日はまた雨になりそうです。気象通報には十分に注意しましょう。 さて、既に二か月近くにわたって増加し続ける新型コロナ感染者数、いったいこの感染のピークはいつごろになるのでしょうか。今回は、目下…

野坂川が氾濫する条件

先週の月曜日の7/12に中国地方は梅雨明けとなりましたが、先々週の県内では激しい雨が降り続きました。直接の死者は出なかったものの、7/7には鳥取市内の多くの地域に対して避難指示が発令されました。 対象となる人数は7/7の夜の時点で最大で、下の図-1に…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(6)   -地域と国の経済への影響-

風力発電の最大の問題点として低周波音による健康被害が挙げられますが、今まで見てきたように、環境省は「耳に聞こえる周波数音域」だけで環境基準を設定している現状を全く変えようとはしていません。低周波音域については、ずっと知らん振りを決め込んで…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(5)  -全国各地の風車による健康被害の実例-

この風力発電に関する記事シリーズも今回で五回目。ここで全国各地での過去の風車による健康被害の実例をいったんまとめておきたいと思います。過去の事例を詳しく見ていくことで、鳥取市で計画されている風力発電事業の問題点がさらに明確になるはずです。 …

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(4)  -風車の超低周波騒音による健康被害の原因-

前回からの続きです。以下に示す図や表は、クリックすることで拡大できます。 風車から発生する超低周波音が人体に与える影響を詳しく見ていきます。なお、以下で使う「超低周波音」と言う用語は、通常は人間の聴覚では捉えるのが困難とされている20Hz以下の…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(3)  -風車騒音による健康被害の実態-

前回からの続きです。以下に示す図や表は、クリックすることで拡大できます。 (注:当初、3/19にこの三回目の記事をアップしましたが、本日4/4に筆者の操作ミスでうっかりと記事を消してしまいました。元の原稿を頼りに再度アップしましたが、細かな点では…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(2)  -予定地の現状-

前回からの続きです。 (3)風車建設予定地では林道沿いに無数の崩落 かなり暖かい日が続いた先週。そろそろ山の雪も溶けた頃と思い、初めて風車の建設予定地を訪れてみました。訪れた場所は明治地区の松上から東郷地区の高路にかけての林道。風車の誘致に…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(1)  -水害への影響-

鳥取市南西部の中山間地で現在事業計画が進行中の「鳥取風力発電事業」。国内で最大級の陸上風力発電事業が突然降ってわいたかのようになぜ持ち上がったのか、そして、この事業が抱えている問題点とはいったい何なのかを調べてみたいと思います。今後数回に…

鳥取市出身のオペラ歌手、谷口伸氏が年末にN響をバックに第九を歌う

鳥取市内の音楽関係者の中にはすでにご存じの方も多いと思いますが、鳥取東高出身で国際的に著名なバリトン歌手である谷口伸さん(現在、ドイツ在住)が、今年の年末に東京でNHK交響楽団をバックに独唱でベートーベンの「交響曲第九番」を歌われるとのことで…

とっとり地域自治研究所 第二回フォーラムの報告

10/12(土)、台風12号が関東地方に接近、鳥取市でも雨と強風が吹き荒れる中、とっとり自治研主催の「フォーラム 人口減少に負けない地域づくり」が開催されました。鳥取西道路は閉鎖、JR山陰線や因美線も運休となる悪天候にもかかわらず80名強の参加者を得て…

10/12(土)に「人口減少に負けない地域づくり」をとりぎん文化会館で開催します。

昨年秋に「とっとり地域自治研究所」が発足、筆者は個人の立場で既に会員になっています。 昨年五月、まだ準備段階にあったこの研究所がフォーラムを開催、その内容は昨年5/15の当ブログの記事で既に紹介していますが、特に日南町と鳥取市鹿野町による町おこ…

県知事選と県議選

金曜日に県議選が始まってからは、少しは鳥取市内が騒がしくなった。知事選は先々週から告示されていたのだが、いままでその宣伝カーに遭遇したことは一度もなかった。静かな知事選である。 当「市民の会」(正式名称は、「開かれた市政をつくる市民の会」)…

「シンポジウム 倭人の真実-青谷上寺地遺跡-」の報告

先週末の3/2(土)、鳥取市のとりぎん文化会館で開催された弥生時代の遺跡に関するシンポジウム「倭人の真実」に参加しました。会場となった小ホールの座席数は全500席、開演前にはそのほとんどが埋まっており、県民の関心の高さを感じました。 今回のテーマと…

米子が生んだ心の経済学者 宇沢弘文が遺したもの

上のタイトルは、米子出身の経済学者である故宇沢弘文氏の足跡を紹介する番組名。 一昨日の12/26夜、NHKBS1で同番組を見ました。二年前にケーブルテレビ局である中海テレビで製作された番組とのこと。次のサイトから無料で見ることができるようです。 https:…

台風24号は去って行ったが・・。

昨夜の台風24号は、県東部ではそれほどの被害も残さず北へと去っていきました。ただし、県西部と中部ではかなりの雨量があったとのことで、琴浦町では、道路の崩壊に巻き込まれた軽トラに乗っていた方が不幸にも亡くなられたそうです。お悔やみもうしあげま…

「人口減少対策」フォーラムの報告

先週末の5/12土曜日の午後、鳥取市のとりぎん文化会館で行われた「人口減少に負けない地域づくりを考える」フォーラムに参加してみました。主催は「とっとり地域自治研究所(設立準備会)」という団体です。約100人の参加があり、なかなかの盛況でした。概…

県道鳥取空港賀露線は明白な利益誘導事業!

先週末の3/10に華々しく開通パレードを行った、鳥取空港と「かろいち」を結ぶ県道鳥取空港賀露線ですが、3/12には早くも地下パイプからの漏水で通行止めとなってしまいました。 筆者は3/10の夕方、空港近くを通ったついでに立ち寄ってみました。下の写真には…