「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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2021-01-01から1年間の記事一覧

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(7)   -青谷町風力発電事業の現地を確認、青谷町編-

鳥取市内の二つの地域で現在計画中の大規模風力発電事業については、今年の春に六回のシリーズ記事でその問題点を指摘しました。二つの計画の中で、特に約5kmの範囲に12基もの風車を密集して設置することを計画している青谷町での計画については、周辺住民に…

住民の了解なしで工事を始める鳥取市

湖山池の青島には年に数回程度は散歩に行くが、先日、数か月ぶりに歩いてみたら意外なものに出くわした。橋を渡って青島に着いた右側の芝生の上に何だか得体の知れない構造物が建てられつつあるのである。 写真を下に示すが、四角形状の木の台が二個、同じ四…

My favorite songs (16) 桜田淳子

この五月に沢田研二のスゴさについて書きました。それ以来、1970年代の歌番組、例えば「夜のヒットスタジオ」などを一杯やりながら見るのが筆者のささやかな楽しみのひとつとなりました。この「夜のヒットスタジオ」の司会の芳村真理さん、頭の回転が速くて…

コロナ敗戦の原因(6)-現在の各国の感染状況の比較-(続き)

先回からの続きです。 (3)ワクチン接種してから何か月に再び感染が始まるのか? 先回は各国の感染状況を見たが、今度はワクチン接種の状況と感染増減との関係を調べてみたい。下に日本、米国、イスラエルの日々のワクチン接種回数の推移を示す。 図-8 …

コロナ敗戦の原因(6)-現在の各国の感染状況の比較-

新型コロナの第五波は急速に収束、現在の新規発生患者数はピーク時からは驚くほど減少しましたが、この状態はいつまで続くのでしょうか。この先に第六波が来るとすれば何時頃になるのでしょうか。 これが今の日本国内での最大の関心事と言っていいのかもしれ…

鳥取市旧本庁舎の跡地活用について

先週の10/12の朝、友人から電話があり、「前市長の竹内功氏が参議院議員に繰り上げ当選の見込みだって!」とのこと。一瞬にして眠気が吹き飛んだ。その日の朝の地元紙にスクープ記事として載っていたそうだ。正式に公表されたのは、衆院選が公示された一昨日…

コロナ敗戦の原因(5)-第六波はいつ来る?-

日本国内の新型コロナのいわゆる第五波は一応収束しましたが、専門家の間ではこれから冬にかけて次の第六波への備えが必要との意見が多いようです。一方、ワクチン接種が日本以上進んでいるシンガポールやイスラエルでは、最近、感染者の急増が報じられるよ…

人口急減が止まらない鳥取市

一昨日の夜は中秋の名月。昼間晴れて期待していたのに、夜には厚い雲に邪魔されてお月様を拝めず残念。昨夜は快晴でようやく拝めましたが、まん丸ではなくて若干面長に見えたお月様でした。 さて、最近、鳥取ネタをまた一つ見つけました。今回は漫画、下の図…

ベトナム独立を支援した鳥取県人

毎年八月になると、先の戦争に関するテレビ報道や記事を多く見かけます。昨年の8/15に公開された下記のネット記事の存在を、昨年秋になってから知りました。今年の敗戦記念日(「終戦記念日」という表現は真実を隠蔽している)は既に過ぎましたが、地元関連…

コロナ敗戦の原因(4)

8/15(日)にかけての大雨、一応は降りやんだものの、明日はまた雨になりそうです。気象通報には十分に注意しましょう。 さて、既に二か月近くにわたって増加し続ける新型コロナ感染者数、いったいこの感染のピークはいつごろになるのでしょうか。今回は、目下…

東京五輪雑感

一昨日で東京2020終了。カネまみれの五輪という印象が強かったので、開会式も閉会式も見ませんでした。以下、この二週間ほどのうちに感じたことを書きとめておきたいと思います。 (1)開催時期だけを見ても、IOCとJOCの選手へのリスペクトはゼロ 我々日本…

野坂川が氾濫する条件

先週の月曜日の7/12に中国地方は梅雨明けとなりましたが、先々週の県内では激しい雨が降り続きました。直接の死者は出なかったものの、7/7には鳥取市内の多くの地域に対して避難指示が発令されました。 対象となる人数は7/7の夜の時点で最大で、下の図-1に…

コロナ敗戦の原因(3)

最近はできるだけ毎日、大谷選手の試合を見るようにしています。朝、その日の放映時間を見てから仕事の時間をずらすこともたびたびあります。先日のヤンキース戦の登板では、一回も持たずに七失点と残念な結果に終わりました。しかし、失敗を後に引きずらな…

コロナ敗戦の原因(2)

今回もコロナ禍について取り上げてみたいと思います。記事のタイトルとしている日本の「コロナ敗戦」の実態についてもう少し詳しく見てみましょう。 (1)ワクチン接種率もコロナ検査回数も、開発途上国以下の日本 先回の記事で日本のワクチン接種率が開発…

コロナ敗戦の原因(1)

久しぶりにコロナ禍の問題を取りあげてみたいと思います。 (1)東京五輪との関係 先回の記事でも触れたように、筆者はこの世界的なパンデミックの渦中での東京五輪開催には反対だが、今の流れでは感染がよほどの事態とならない限り、このままズルズルと開…

布勢で9.95の日本新誕生!

先日の記事の期待通り、ついに山縣選手がやってくれました!一昨日の男子100mでの日本新記録誕生です。また女子100mハードルでも青木益未選手が日本タイ記録の12.87を出して優勝しました。 これで布勢陸上競技場の「記録が出るトラック」の評価がさらに上が…

6/6(日)、布勢スプリントで九秒台の日本新誕生?

コロナ禍でイベントの多くが無観客と化してしまった昨今、今週末に鳥取市布勢総合運動公園で行われる「布勢スプリント 2021」も残念ながら無観客で行われることになりました。とはいえ、コロナ禍で開催自体が中止となった昨年よりは一歩前進というべきでしょ…

My favorite songs (15) 沢田研二

元々テレビを見ないが、最近は益々見なくなりました。特にテレビのニュース。政治家や役人が何の具体的な根拠も示さずに「安全、安心」と楽観的な口癖だけを毎日繰り返す、その厚顔さにはホトホトうんざりしている。 そんな中で唯一の清涼剤と言えるのが、ア…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(6)   -地域と国の経済への影響-

風力発電の最大の問題点として低周波音による健康被害が挙げられますが、今まで見てきたように、環境省は「耳に聞こえる周波数音域」だけで環境基準を設定している現状を全く変えようとはしていません。低周波音域については、ずっと知らん振りを決め込んで…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(5)  -全国各地の風車による健康被害の実例-

この風力発電に関する記事シリーズも今回で五回目。ここで全国各地での過去の風車による健康被害の実例をいったんまとめておきたいと思います。過去の事例を詳しく見ていくことで、鳥取市で計画されている風力発電事業の問題点がさらに明確になるはずです。 …

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(4)  -風車の超低周波騒音による健康被害の原因-

前回からの続きです。以下に示す図や表は、クリックすることで拡大できます。 風車から発生する超低周波音が人体に与える影響を詳しく見ていきます。なお、以下で使う「超低周波音」と言う用語は、通常は人間の聴覚では捉えるのが困難とされている20Hz以下の…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(3)  -風車騒音による健康被害の実態-

前回からの続きです。以下に示す図や表は、クリックすることで拡大できます。 (注:当初、3/19にこの三回目の記事をアップしましたが、本日4/4に筆者の操作ミスでうっかりと記事を消してしまいました。元の原稿を頼りに再度アップしましたが、細かな点では…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(2)  -予定地の現状-

前回からの続きです。 (3)風車建設予定地では林道沿いに無数の崩落 かなり暖かい日が続いた先週。そろそろ山の雪も溶けた頃と思い、初めて風車の建設予定地を訪れてみました。訪れた場所は明治地区の松上から東郷地区の高路にかけての林道。風車の誘致に…

鳥取市の大規模風力発電事業の問題点(1)  -水害への影響-

鳥取市南西部の中山間地で現在事業計画が進行中の「鳥取風力発電事業」。国内で最大級の陸上風力発電事業が突然降ってわいたかのようになぜ持ち上がったのか、そして、この事業が抱えている問題点とはいったい何なのかを調べてみたいと思います。今後数回に…

中国の不動産バブルの崩壊はいつ来る?

先週、中国関連の記事を数本立て続けに読んでいて、住宅価格の推移に注視していれば中国の今後の行く先が見えてくるのではないかと思うようになりました。以下に各記事を紹介しておきます。 (1)「中国人はなぜお金持ちになったのか…都市部世帯の持ち家は…

日本のコロナ対策は実に非効率 

先月の話になりますが、12/22付の日経新聞に下の記事が載っていました。(注:以下の全ての図と表は、それをクリックすると拡大します。) 日本の今年度補正予算と来年度(2021年度)のコロナ対策費の合計(財政支出+金融支援)は昨年の9/11の時点で182兆円…

詩人「菅原克己」の紹介(3)

冬の山陰は雨や雪の日が多く、どうしても家に閉じこもりがちになります。持っている本を読み返す時間も増えました。このブログで去年二回紹介した菅原克己の詩も何度か読み返しました。その中で特に好きな詩を追加分として紹介しておきたいと思います。 学生…

コロナ、GoTo、菅総理(4)-スガーリン体制は早急に打倒すべき-

菅総理については、コロナ関連ではもう書かないつもりでしたが、スカ内閣のコロナ対策の迷走の根本原因はやはり彼個人の特性に帰すべき点が極めて多いと思うので、今回あらためて取り上げておきましょう。 (5)菅義偉という政治家の特徴 昨日の18h過ぎにこ…