「開かれた市政をつくる市民の会(鳥取市)」編集者ブログ

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旧本庁舎跡地の活用策は、鳥取市財政の現状を踏まえて慎重に検討するべき

 現在、鳥取市では旧本庁舎跡地の活用に関する市民ワークショップを市当局主催で開催中です。当「開かれた市政をつくる市民の会」では、その前身である「市庁舎新築移転を考える市民の会」が2010年以来一貫して新庁舎新築移転に強く反対してきた経緯もあり、現在、この跡地活用案の行方について注目しているところです。

 11/15にこのワークショップの最終日程が終了した時点で、あらためてこの件に関する市の取り組みの現状について当会サイトで報告する予定ですが、合理的な跡地活用のためには、現在の市の財政状況を把握しておくことが必要不可欠であると考えます。

 そのことを踏まえて、市財政の現状、特に市の借金である市債の近年の急増についてあらためて広く知っていただきたく、先日、下記の当会公式サイトに市財政の現状に関する記事を掲載しました。

「開かれた市政をつくる市民の会」

 その内容を簡単にまとめれば、鳥取市の財政は近年の本庁舎新築移転等々、市の経済実力に見合わない大規模投資を連発したこともあり、今後の市財政の窮乏化と市民サービスの更なる低下は必至との結論です。

 市財政の現状を知っておくことは、単に旧本庁舎跡地の活用に関してだけではなく、これからの鳥取市の将来像を描く上でも絶対に欠かせない前提条件でもあります。是非ご一読ください。

/P太拝