ここ一週間ほど、ＴＶニュースを見るたびに心が沈みます。あの中東の日本人人質事件です。
自分は、イスラム教については今までほとんど何も知りませんでした。イスラム国のような過激派がなぜ生まれたのかを調べてみると、欧州でのイスラム系移民に対する蔑視と差別、中東や北アフリカ地域の経済不振と極端な格差がその背景にあるようです。国内にはまともな雇用先がなく、権力層とその縁故者だけが石油による富を独占していて、将来に希望を持てない若者が暴力に走るという構図。単純に、「イスラム教が良くない」とか、「イスラム過激派を武力で鎮圧すれば片付く」という問題では無いようです。
気分がめいった時には、気分転換にYoutubeで歌を聴いていることが多いのですが、好きな歌手を少し紹介します。最近のTVは、女の子の集団が歌って踊っている画像ばかりで、まともな歌が聞けない。
① かりゆし58 沖縄のバンド、2006年に「アンマー」が大ヒット。彼らの出す曲の歌詞の意味には深いものがある。
「ウージの歌」 ウージとはサトウキビのこと。「それでもウージは歌う。憎むより愛せと。・・」との歌詞が好きだが、自分はそれにはまだほど遠い。
「オワリはじまり」 最後の方に出てくる、縁側で赤ちゃんを抱いたおばあさんの笑顔が大好き。
② 手嶌葵 最近知った、近来まれに見る天才歌手。聞いていて本当に癒されます。宮崎アニメの曲を歌うことが多く、下記の二曲はアニメ「コクリコ坂から」の抜粋。好きが高じて、このアニメのDVDを買ってしまった。
「朝ごはんの歌」 昭和三十年代に小学生だった自分には懐かしい光景。
③ 松浦亜弥 アイドルのイメージが強いが、彼女の歌唱力は絶品。スタンダード曲も彼女が歌うと元の歌手よりも出来が良い。子育てが一段落したらまた復帰して欲しいものです。
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