すでに読まれたかも知れませんが、今日、ネットに面白い記事が出たので紹介しておきますね。雑誌ダイヤモンドの記事のダイジェスト版。
この記事では、「他県一つだけと合併するならどこがいい?」という調査結果も載せています。トップは「京都と滋賀」、役割分担がしっかりしている組み合わせですね。納得です。「鳥取と島根」の組み合わせはずっと下位の方らしい。よほど仲が悪いのでしょう。似たもの同士だと、全体の中でのニッチな地位を激しく争う傾向があるのかも知れない。
この記事を読んだらもっと内容を詳しく知りたくなります。雑誌の宣伝に結果的に加担してしまったのかも・・。
この記事のついでに私見を言わせてもらえば、すみやかに道州制を実施して、中国五県または中四国九県を早く一つの州にしてしまうべきです。自民党は野党時代には道州制の早期実現を主張していたのに、政権に復帰したとたんに何も言わなくなってしまったのはどういうわけか?
道州制にすれば、現在問題になっている参議院の定数是正問題はすっきり解決する。鳥取県も、いつまでも過去の政治的優遇制度に甘えていてはいけない。少ない人口にもかかわらず国会議員が多めに配分されてきたことで、国のカネをよそよりも多めに引っ張って来れたのだろうが、それに甘えてきたことが、この地域の(特に県東部の)自立する精神と力を奪ってしまったのだと思う。首長も議員も、多くの企業も、政治力に頼って中央にカネの無心をするばかりで、自助努力することを忘れてしまっている。
さらに各県知事のやっていることと言えば、テレビカメラの前でメシを食ったり踊ったり、はたまたCMに出てみたり。税金を使って、自分の選挙目当ての、瞬間的受け狙いの自己満足的パフォーマンスばっかり。いまの各県の知事と幹部級職員のほとんどをリストラしても実務になんら支障はない。実質的な仕事は、各県職員の中堅層以下だけで十分にこなせる。州知事と少人数の州幹部さえいればそれで良い。
原発、地震や台風などに対する防災対策、交通インフラ整備、海外観光客誘致など、多くの仕事は県境を越えて広域にひろがっており、小さな県ごとに似たような仕事をそれぞれ重複してやっているのは、全体でみれば費用の無駄である。
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